JNA本部認定校と一般認定校の違いとは?通うならどちらがよいのか解説

公開日:2024/01/15  

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ネイルスクールにはJNA(日本ネイリスト協会)の認定を受けたスクールがあります。さらにJNA認定校は、本部認定校と一般認定校に分類されるため、違いが分かりづらいと感じる人も多いのではないでしょうか。以下では、JNA本部認定校と一般認定校の違いについて解説します。ぜひ、ネイルスクール選びの参考にしてください。

JNA本部認定校と一般認定校の違いとは?

JNA認定校は、JNAが定めた施設やカリキュラム、講師などの多くの必須要件を満たしたプロのネイリストを養成する教育施設です。

JNA認定校のなかでも、本部認定校と一般認定校の基準には違いがあります。ここでは2つの認定校の違いについて解説します。

在籍する講師の基準

JNAの承認を受けた講師が勤務しているのが、認定校の特徴です。

本部認定校になると、JNAに常任する認定講師もしくは、認定講師が常勤している必要があります。一般認定校は、認定講師が常勤・非常勤に関わらず、1名以上在籍していることが基準です。認定講師になるためにも、厳しい基準をクリアしなければなりません。

ネイリスト検定1級やジェルネイル検定上級はもちろん、ネイルサロン衛生管理士などの資格を取得する必要があります。さらに、JNA主催の全日本ネイリスト選手権への出場やネイリストの実務経験など、多くの条件があるのが特徴です。

指導実績の期間

一般認定校は2年以上の指導実績が必要であるのに対し、本部認定校は10年以上の指導実績が必要になる点も、大きな違いといえます。

JNAの認定を受けたスクールは、高い指導実績があることの証明にもなります。

しかし、JNA認定外のスクールは指導実績がないというわけではありません。JNAへの申請を行っていないスクールもあるため、スクール選びの際は、ホームページや説明会などで指導実績をチェックするとよいでしょう。

学習環境の充実度

JNA認定校はどちらも、設備や衛生管理など学習環境についての基準を満たしています。

本部認定校は一般認定校よりもさらに厳しい基準が設けられているのが特徴です。学習環境の基準は幅広く、教室内の照明や換気設備だけでなく、黒板やホワイトボードの設置もチェックされます。

また衛生管理については、消毒設備や処理方法、生徒数に応じた器材の数も基準の一部です。ネイルは皮膚に直接触れるため、衛生管理が重要です。またカラーポリッシュなどにはシンナーが含まれるため、換気設備が必要になります。

JNA認定校は、ネイルに必要な環境を整えているため、心置きなく学べる環境といえます。

JNA本部認定校と一般認定校の特徴とメリットは?

認定する基準の高さが、本部認定校と一般認定校との違いです。以下では、さらに2つの認定校の特徴やメリットを詳しく解説します。

本部認定校は上位資格も自校で受験できる

本部認定校は一般認定校の優遇に加えて、多くのメリットを受けられるのが特徴です。

一般認定校よりも資格試験の優遇が充実しており、講師に実力を認めてもらえればジェルネイル検定初級が免除されたり、ジェルネイル検定中級以上を自校で受験できたりします。

またネイルサロン衛生管理士やフットケア理論検定も、自校での受験が可能です。慣れ親しんだ環境で試験を受けられるのは、資格を取得するうえで大きなメリットといえます。

一般認定校は資格の受験資格やコンテスト参加などで優遇される

一般認定校も資格取得やコンテスト、セミナーなどで有利なポイントがあります。

資格面では、ジェルネイル検定を自校受験できたり、JNA認定講師試験の受験資格を得られたりします。またコンテストやセミナーには割引制度があり、多くのスキルアップの機会に恵まれています。

またJNAの入会金を支払わずに入会が可能です。JNAの個人会員になると、会報誌やイベント・セミナー情報など多くの情報を得られます。しかし年会費は発生するため、注意してください。

JNA本部認定校と一般認定校、どちらを選ぶべき?

スクール選びの最低基準として「JNAの認定校であるか」をチェックしましょう。

JNA認定校であれば、教育水準の高さや充実した設備が保障されています。そのうえで、目指す働き方に合わせ、本部認定校か一般認定校を選ぶのがおすすめです。

難易度の高い資格取得を目指すなら本部認定校

本部認定校のメリットは、ジェルネイル検定初級が免除になったり、中級以上が自校受験できたりする点です。

現在はジェルネイルが主流のため、ジェルネイル検定の上位資格を取ると、現場で役立つでしょう。

また将来、独立を目指している人は、ネイルサロン衛生管理士を自校受験できるのもポイントです。難易度の高い資格も、慣れた環境で受験できることから、取得を目指しやすいでしょう。

ネイルサロンへの就職を目標にするなら一般認定校

JNA認定校はサポート体制が充実しています。

とくに求人紹介や面接対策など、就職支援の体制が整っていることが多いため、早めに就職先を見つけたい人におすすめです。

またスクールのなかには、ネイルサロンを運営しているところもあるため、就職先の斡旋も行っていることがあります。指導実績や就職支援など充実した体制を整えているJNA認定校は、心置きなく学びやすい環境です。

まとめ

JNA認定校は設備や授業スケジュール、講師など多くの基準をクリアしたスクールです。なかでも本部認定校はより高い基準を満たしているため、充実した学習環境が整っています。またスクールを選ぶうえでは、JNAの認定校であるかを基準にするのがポイントです。講師の数や質、設備が一定レベル保たれているため、初心者でも学びやすい環境でしょう。難易度の高い資格の取得や、独立を目指している場合は、本部認定校に注目です。JNAの認定を基準に、自分の目指す働き方に合わせて、本部認定校か一般認定校を選ぶとよいでしょう。

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